最近のコト

この間、六本木の森美術館でやっていたインド現代美術の展覧会『チャロー!インディア』を見に行ってきました。

いろいろ作品があって、批評とかいろいろあるようですが、ぼくは『ホネホネオートリキシャ』がカッコいいと思いました。

あれはハードロックです。

KISSのメンバーが乗ると似合いそう。

かっこ良かったなあ。


あとは、廃品で作った町のジオラマを立ててあるのもよかったな。

あれは下から覗き込んでみないといけない。


それから、自分の陰にいろんなゴミがひっつく作品もおもしろかった。


ゴミをテーマにした作品と、民族問題とか宗教の問題とか現代のインドをテーマにした作品が多かったのがインド現代美術らしいけど、どこの現代美術作家も同じようなことを問題にしているなあと思いました。


そして、ぼくがひょんなことから知り合った、画家で装丁作家の矢萩多聞くんと、『中村屋のボース』などの著書で有名な中島 岳志さんのトークショウというか、講義みたいなのを聞きにいきました。

ぼくがインドに行ったのはすでに8年も前なので、いまのインドのお話は驚く事ばかり。

しかし、インドも日本も変わらない。

世界中から精神的なものを求めた人が集まるインドで、インド人自体が失った精神性を「古き良きインド』から探している。という話。

日本ではとっくに生活から切り離れた『伝統』がまだつながっていると思っていたインドでも急激に変化している。



現代美術は批評もいいけど『全力で失われた人間性を奪還する』ものでなきゃあなあと思いました。

インドでは現代芸術をすでに何百万後年も超えたものがあるからアートなんて必要ねえんじゃないの?と思っていたけど、それを失いつつあることから奪還のために芸術が生まれるのかも。


そのためにはマニアのための美術よりも全てに向けて発信した『インド映画』の方が力があるんじゃないかっていう話が印象的でした。




ところで!!話はまったく、ぜんぜん変わりますが、


ぼくと同じ世代の30代男子ならみんな熱中したアレが復刻。

今日手元に届きました。


さっそく封を破り『時間』を合わせ、

おもむろに二つのボタンを高速でこする!!!


でました!!

一秒間23連打!!

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シュウォッチ!(シューティング ウォッチ)です。

当時高橋名人に憧れたもんだなあ。