2011年07月
個展『燦然世界(さんぜんせかい)』8/23~28 @Art Complex Center
古来から人々は自然を恐れ風や大地や海や岩や、音、自然現象一つ一つにも名前をつけ、供え物を供え、平安と繁栄を祈っていた。
小さな社は原っぱに、山頂に、森の中に、洞穴に、木の根元に、川に、海に、島に…至る所に建てられた。
自然の神様は気まぐれだ。どんなにお祀りしても、思い通りになってくれない。
それでも人々は、親しみをもち、小さな社に手を合わせた。
だが、ある日、何処からか新しいカミサマがやって来た。
新しいカミサマはどんな願いもすぐに叶えてくれる。人々は豊かになり、新しいカミサマに手を合わせた。
しかし、新しいカミサマは嫉妬深く恐ろしい。
どんな願いも叶える代わり、新しい社を次々に建て、毎日のお祈りを欠かさないと忽ち激しく祟る。人々は祟りを恐れ、新しいカミサマを祀っているうちに、小さな社の神様達のことを忘れてしまっていた。
小さな社の神様達は元々は荒ぶる自然の神々。放っておかれた社。忘れられた祭り。干涸びた供え物…。 神様達は自然に戻り、暴れ回った。人々は困り、新しいカミサマのお世話も出来なくなってしまった。
すると、新しいカミサマは人々を救うどころか怒りに震え、激しく祟った。人々は倒れ、残った者は小さな動物に姿を変えて生き延びた。
そして、小さな動物達は再び、自然の神様達を鎮め新しいカミサマを止めるため、お供えものを手に、世界中の小さなお社を探して旅に出た…
個展『燦然世界』
8/23~28
*28日17:30から音画ユニット『二次元パレット』のライブやります!!
どしどしご来場くださいませ。
ステンドグラスみたいな切り絵
この前の金曜日、杉並はじっこ祭りにて、一日中切り絵をつくっていました。
得意の、紙を折ってハサミで切って、広げて出来上がりの切り絵なんですが
今回はさらに、切ったところに色付きセロファンを貼って、盆踊りのやぐらを飾り、中から光をあててステンドグラスみたいにする!
っていう計画です。
やぐらは1辺が2メートルで4辺あるので、合計8メートル。
高さも2メートルくらいある。
用意した紙は四六版(約1×0.8M)なので、紙が合計16枚。
切り絵は早いので、一枚で大体15分もあればできるか!
と思ったんだけんども、やってみたら、切った後のセロファン貼りが予想以上に大変!
イベントを手伝いにきてくれたスタッフの方々に手伝ってもらったりして、ヒーヒー言いながら作りまくった。
結局16枚はできなかったので、死角となる2面は作らず、なんとか9枚完成させた!
明るいうちはよく分からないけれど、中に入って写真を撮ってみた。
おお!なかなか良いじゃないの!!
そして、日が落ちてきて、くらくなり、灯りが点されたら
いいねえ~!!
しかし、祭りは夜の7:30に終了。
暗くなったばかりなのになあ。
でも、なかなかよかった!
ひさしぶりの野外で、風に困ったり、いろんな人に助けられたり、子供達と遊んだり、夏だ!と感じたイベントでした。
ちなみに、今年の個展は8/23から新宿のArt Complex Centerです!
乞うご期待!!